こんにちは。
pelicanです。
「山下達郎」さんの歌の中でも好きな「LOVE SPACE」について書いていきたいと思います。
やっぱり音楽のことは全然分かりませんが、この曲は聴いていてとても爽快感のある音楽と歌詞がぴったりはまってます。
歌詞を見ていきます。
飛び散る 恋のつぶては
君にも すぐに 届くはず
「飛び散る 恋のつぶては」
改めて曲をまずは聞いてみてほしいですが、「とーーびちーーるーーー」ぐらい伸ばして歌ってます。流れるような歌い方とリズム感がとてもノリノリにさせてくれます。曲名にもあるようにLOVE=愛、space=宇宙です。それを踏まえて歌詞を見て行くと、、「飛び散る恋のつぶて」は正しく流れ星や火球のイメージが思い浮かびます。流れ星の正体は大気圏外から飛来した石などが大気圏に入ると地球の空気との摩擦熱で熱くなって砕け散っていく物です。これは暗ーい夜空で見れたらとっても綺麗に見えるんですね。
あと、私は小惑星「イトカワ」を探査した小惑星探査機の「ハヤブサ」が地球に帰還した時に大気圏に入って夜空にバラバラに砕け散って煌々と輝いている姿を毎回思い出してしまいます。YouTubeにもアップされているので是非、一度見てみてください。この歌詞にピッタリの飛び散り具合です笑。
脱線しましたが、歌詞では飛び散っているのは恋のつぶてです。恋をすると視野が狭くなって猪突猛進!的な感じに陥りますが、流れ星も一緒で、砕け散りながらも一直線に進んでいきます。視野が狭くなってぼろぼろに飛び散っている部分もあるけど、あなたを想う気持ちは力強くて一直線なことを表しているのでしょう。
「君にも すぐに 届くはず」
これは私の想いが強くてあなたに一直線だからすぐに届くよ!っていうことだと思います。
尾を引いて 走り去ろう
この街 夜空と一つになるまで
「尾を引いて 走り去ろう」
ばっちりです!!夜の暗い暗い空に流れ星が尾を引いてどんどん進んでいく光景がイメージできます。走り去ろうっていう事は一緒に行こう!っていう事で、どこか地球外の遠いとこまで2人で行っちゃおー!ぐらいの勢いと想いが込められているんでしょう。若い2人が夜、どっか行こっか?と言ってあてもなく出て行くような雰囲気です。
「この街 夜空と一つになるまで」
自分の視点は完全に流れ星です。夜空と街が一緒に見えるのは宇宙から見ないとそうは見えません。国際宇宙ステーションからの写真で夜の日本の夜景の画像なんかがありますが、あれこそが、街と夜空が一つになって見えた光景ですね。地球の外まで2人で行こう!っていう勢いです!音楽も相まってとっても爽快な感じです。
変わらぬ 星の瞬き
すべての 愛を飾ろう
「変わらぬ星の瞬き」
これは星の輝きを相手に対する想いの情熱として表していると思っています。ずーっと相手のことを思っているよ!何千年も何万年も輝く星のように、、ということでしょう。“輝き“を“瞬き“としたのは星の光ってよーく見るとチカチカ光って見えるんですよね、それで輝きではなく、“瞬き“にしたんだと思います。
「すべての愛を飾ろう」
あなたを想う気持ち、愛を全部飾るのですが、恋のつぶてのようにキラキラしていてとても綺麗な物だから、2人で見えるとこに全部置いておこう!ってことです。自分の想いをすべて伝えてるよ!ってことでしょうか。
つかんだら 離れないよ
僕らは 宇宙へ翔けてゆこう
「つかんだら 離れないよ」
ちょっとここは謎です。つかむのは自分でしょうか、あなたでしょうか。君を掴んだらもう離さないよ!っていうことだと思いますが、何か宇宙関係の事に比喩しているのか、、、
「僕らは宇宙へ翔けてゆこう」
2人で宇宙に翔んでゆこうという自分の意思の表れですね。宇宙を翔けるって、無重力空間を2人で自由にどこへでも!というイメージと誰もいない2人だけの空間っていうイメージからあなたしか見えていないことが伝わってきます。
尾を引いて 走り去ろう
僕らは 宇宙へ翔けてゆける
最後に2人で一緒になって愛を輝かせながらどこか2人の世界(=love space)に翔けていくのでしょう。最後の最後に“ゆこう”が“ゆける”にかわってますね。
“ゆこう“なら少し自分だけの意思のイメージがありますが、“ゆける“なら2人で!っていうイメージが強くなって2人で翔けていく光景が想い浮かびます。
この曲はあなたを想う強くて一途な気持ちを爽やかに歌っているとてもいい曲だと思って聞いています。
おわり。